日立PV-BH900H パワーブーストサイクロンをレビューする
年末最後の掃除の際、掃除機を倒して壊してしまった。
楽天で6,990円で購入した安物なので、壊れたこと自体のショックは小さいが、新しいのを買う出費が痛い。 こういう場合、同じものを買い直す気は起きず、よりグレードの高いものを買いたくなるからだ。
そんなわけで、年末年始の帰省中に各社のコードレス掃除機の性能を吟味し、吟味に吟味を重ね、購入したのが・・・
日立の掃除機、「PV-BH900H パワーブーストサイクロン」。
箱を開けると、スタンドなどの付属品がぎっちり無駄なく収められていることが分かる。
引っ越しの時を考えて箱は取っておいたほうがよいか・・・という考えがよぎるが、引っ越し・・・考えたくない。
30代未婚の人間にとって一生この賃貸に住み続けることはできないという現実は、最も考えたくない問題の一つだ。 世の中、現実さえ見なければ何もかもうまくいく。箱は潰した。
気を取り直して、商品について書こう。
電化製品あるあるで、吟味すればするほど性能に妥協が出来なくなるというものがある。
初めは予算3万以内で調べていたのに、結局5万の商品を購入してしまった。
(PayPayモールで購入して、PayPayとTポイントで1万ほど還元されたので、実質4万だけど。)
この商品に決めた理由として、まず第一に、スタンドにセット=充電となること。
(構造が違うので一概には比較できないが)6,990円の掃除機で出来ていた機能が使えなくなるのはイヤなので、これは妥協できなかった。
スタンド充電できる商品は意外と少なく、日立商品だけ見ても、パワーブーストサイクロンの下位商品「PV-BH500H」や「ラクかるスティック」では搭載されていない機能だった。
他にも、ダイソン製はスタンド自体が使えなかったり(壁に穴開ける必要がある)、電池パックを取り外して充電する機種だったりで、スタンド充電機種の時点で、ほぼこの機種に絞られた。
PV-BH900Hのスタンド充電機能について、購入してみて一点だけ気になることが。
コードが短い。
まあ、延長コードで解消できるので、全く問題ないけれど。
次に重要視したのは、スタンドや本体に付属品が全て収納できること。
これはまあ、必須機能という訳ではないのだけど、 やっぱり玩具を集めている者として、付属品を余すことなく収納できるのはテンションが上がる。
決め手になったのはこんなところ。
吸引力などは、正直今までの6,990円と比べたらどの機種でも感動するレベルだろうと、全く比較しなかった。
実際に使ってみて感じたことは、まず、想像していたより重く感じた。
気になるところを少し掃除するくらいなら全く気にならないが、18畳分の部屋を一度に掃除した際、けっこう疲れた。
これは、前の掃除機が自立するタイプだったから余計重く感じるのかも。 まあ前の掃除機は自立するから倒して壊してしまったので、今は自立なんてするもんじゃないと思うけど。
じっくり掃除するときは、延長ホースを付けた状態で使うのが良い。
また、期待していた「手首の回転に合わせてヘッドが回転する」機能だが、これはイマイチ。
垂直に近い状態だと説明の通り回転するが、寝かせた状態だとうまく回転しない。
ベッドの下を掃除するときなど、寝かせた状態のほうが回転させたくなる場面が多いので、ちょっと残念。
残念だったのは今のところこれくらい。
音については、前の6,990円の掃除機がドリルみたいな音だったので心配してたが、想像よりずっと静かだった。全く問題なし。
あと充電完了まで3.5時間とけっこう掛かるが、じっくり掃除しても1回の充電量でまかなえたので問題なし。まあ初回は早く使いたくてうずうずしてた分、ずいぶん長く感じたけど。
その他、気に入ったポイントをダイジェストで。
総じて大満足。
突然の5万の出費は痛いけど。
掃除機を買い替えた後は・・・
11年使っている洗濯機など、別の家電も新しくしたくなるのが、家電あるある。